イタにち日記。

イタリアでの生活、外から考える日本のこと、感じたことをつれづれ書いています。   何よりも数年後の自分自身がこの感覚を忘れないように。

コンビニおにぎり

 

夏休みがいよいよ終わりに近づき

どうしようもない寂しさを感じている。

これから始まる現実から逃げ出したい。

 

そんな話しはさておき、

日本からのきた家族が持ってきたコンビニおにぎりが残り、

1日くらいの消費期限超えは気にならなくなってしまい、

おにぎりだし、炎天下に置いてたわけじゃないし、

と、子どもの好きな梅おにぎりを1つ取っておいた。

 

なのに、翌日の道中のおやつにしようと、

冷蔵庫から出して、そのまま忘れて

旅行に出てしまった。

 

一週間放置されたおにぎりに

興味そそられ、帰宅後開けてみた。

 

梅干しのところはカビがしっかり生え、

海苔は湿気た感じの赤みが増え、

しかし、白飯のところは見た目変わらず。

 

試しにかじってみると、

日が経過した硬さはあるけど、食べれる。

 

コンビニご飯の中で、おにぎりがヤバいのは聞いたことがあったけど…

一週間、日陰とは言え夏の家の中にあっても変わらないとは。

 

一時帰国する度に、日本の除菌に対する

こだわりに関心する。

いや、度が過ぎてないかな?と思っていた。

 

私が小学生の頃、給食をよそう給食係だけがマスクをしていたけれど、

今や、運ぶ人も全員がマスクをしていた。

 

一方、ハム売り場で働く人が同僚やお客さんと

ペチャクチャ喋りながら切るこの国の姿を見て

考えさせられる。

 

あんなに、手を拭き、マスクをし、

除菌スプレーをシュッシュしているのに

口の中に入れるものに無頓着過ぎないか?