イタにち日記。

イタリアでの生活、外から考える日本のこと、感じたことをつれづれ書いています。   何よりも数年後の自分自身がこの感覚を忘れないように。

パリにある夢の国。

9月も、もう7日!

すっかり涼しくなってしまったけど、

気持ちも服装も、まだ夏へ未練が残る今日この頃。

 

我ながら本当によく遊んだこの3か月。

締めくくりに、最後の最後に選んだのはパリ。

というか、ディズニーランド。

 

基本飛行機ではあるもののフライト時間と料金的に

東京からちょっと大阪行く感じのミラノからパリの距離感、

激混みの東京ディズニーランドよりも空いているディズニーパリ。

 

あの異国情緒あふれるディズニーの街並み、

舞浜駅を降りてからの、取って付けた感じよりも

すんなりと、自然にあの世界に入っていける。

 

と、まぁ色々な理由があって

結構な頻度で行っている。

 

そこはフランス、パリではあるけれど

パリそのものの街ではないので、

フランス人も含め全員がお客さんという、ある意味別の空間だ。

だからか、「あーここはイタリアじゃない」と

私は感じさせられる。

 

なぜか??

 

時期にもよると思うし、

完全な私見だが、話す言葉から推測するに

ざっくり

フランス人4割、

英語圏2.5割、

スペイン語圏2割、

その他1.5割という感じ。

 

とまぁ、フランス以外で英語圏とスペイン語圏の人が多い。

 

ぶっちゃけ、何よりもみんな服装が

イタリア人よりもイケてないのだ。

 

日本からミラノへ遊びに来た人が、

ミラノにはもっとオシャレな人が多いと思ったけど

案外普通だよね、と言う。

ミラノ中心地のオシャレエリアを除けば、

確かに、VOGUEに出てくるような服装をしている人は

多くないかもしれない。

 

でも、底レベルが高いと私は思っている。

 

つまり、ダサい人がいない。

 

みんな、自分に合う色が分かっていたり、

頭からつま先まで、全体的に色のバランスがとれている。

それがジーンズにTシャツとバッグとスニーカーだとしても、

調和がとれている。

 

ということを、ディズニーランドに行くと

改めて気づかされるのである。

 

そして、パリでもそこはディズニーランドだからこそ

身につけたくなるキャラクターもの。

耳に帽子にTシャツにパーカー、

この手もイタリア人の大人ではまず見かけない。

ディズニーランドで見かけたイタリア人たちも含め。

 

私が見た印象の国籍比からも分かる通り、

ディズニーの世界はきっと、

イタリアからは遠いのだと思う。

 

こんなに近い国々なのに、

言葉や食べ物は去ることながら、

嗜好が全然違う面白さに

つい、人間観察をしてしまう。

 

ご参考までに、

ディズニーパリにはSeaではなくStudioという

映画舞台をテーマにしたパークがある。

 

小さいし、やや中途半端な感じなのだけど、

食に力を入れ始め、

元々一つの目玉だった映画ラタトゥイユにちなんだレストランに加え、

ストリートでフレンチ、

イタリアンやスパニッシュ、ベルギー料理などなどが

気軽に楽しめるようになっていた。

もちろんビールとワインも。

 

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イタリアコーナー

私がこの数年見た乗り物の最大待ち時間は90分(私は並ばないけど)、

ポップコーンに1時間も並ぶことなんてもちろんあり得ない。

乗り物がよく止まるのはご愛嬌。

 

何度行っても、やっぱり好きだ。