イタにち日記。

イタリアでの生活、外から考える日本のこと、感じたことをつれづれ書いています。   何よりも数年後の自分自身がこの感覚を忘れないように。

たぶん日本にはまだない、ミラノの遊具

8月8日(水)晴れ。

 

ミラノの中心地にある公園が

少し前にリニューアルした。

 

ミラノ市長も完成時には

駆けつけたニュースを見たので

ミラノ市の肝いり事業の1つだったのだろう。

 

なぜか?

 

車椅子の子どもが遊べる遊具があるのだ。

 

「Giardini Pubblici Indro Montanelli」

 

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一般的な遊具の中に混じって、こんな風に。

車椅子を固定するベルト見えますか?

 

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車椅子ごと乗れるブランコ。

 

まだこの公園で実際に使っている子は

見たことがないのだけれど、

知人の子どもの車椅子の子は、

普通の公園でその子なりに遊んでいる。

でも恥ずかしながら、

私はその子も遊べる遊具なんて

考えたこともなかった。

 

私にとって、何が素敵に感じるかというと、

例えば、車いすの子どもだけが遊べる公園とか

特別なことでなく、

自然に混じって遊べるということ。

 

 

こういうところから、少しずつ

本当の意味でのバリアフリー社会に

なっていくのかなと思う。