イタにち日記。

イタリアでの生活、外から考える日本のこと、感じたことをつれづれ書いています。   何よりも数年後の自分自身がこの感覚を忘れないように。

イタリアのいいとこ

ちょっと感動した子どものオンライン授業。

2月下旬からミラノでは学校が休校となり、 最初は1週間分の宿題が送られてきて 各自こなして提出するという 一方通行だったところから、 ZOOMを利用してのオンライン授業が始まった。 オンライン授業と言っても、 当初は挨拶程度だったものが、 今はグルー…

非日常が日常になり、その先は・・・?

4月20日、久しぶりの雨のミラノ。 外出は出来ずとも、雨だと憂鬱さが増すのは 私だけではないはず。 この外出規制の生活に入って、 何日とかあまり考えないようにしているけれど、 1か月はだいぶ前に過ぎたので あえて言うなら、最後に学校へ登校した日から …

ミラノの近況

とつぜんの連続更新(苦笑) 日本でも報道されたミラノなどのスーパー空っぽは 本当に2・3日で改善されたようだ。 Amazon Primeですら2日かかる国なのに、 この国のロジ力すごいぞ。 ニュースに掲載されている写真をみて 「おーーーイタリア人も実はマスク持…

在宅勤務は卑怯者ですか?

今回のコロナウィルスの件で、 日本の様子と、ここイタリアの様子を同時に見ることができてしまったがために 元々、今の日本にネガティブだった私の見方は さらに加速して地の果てまで落ちた感じだ。 その中でも、普段意見の合わない私たち夫婦が 一致して全…

ミラノのコロナウィルス

あれから1週間が経った。 先週の金曜日。 ロンバルディア州で初めて感染者が出たニュースが バールでも持ちきりだった。 翌日土曜日は、子どもの試合に普通に行って、 コロナウィルスは話題ではあったけれど、 翌週のSettimana Bianca で山に行く人も多く ど…

夏休み前の事故の続き

年の瀬も迫りに迫った12月20日、 夏休み前の6月上旬に我が身に降りかかった 事故の車の修理が漸く終わった。 実に、半年。 最後のしょうもないやり取りを イタリアの思い出として書いておこうと思う。 バカンス前に、車の99%の修理は終えていた。 ただ、車の…

ミラノ版林間学校に考えさせられるこの国の未来。

気づけば11月も半分が過ぎてしまった。 新学期が始まってからというもの、 体調が万全でない状態が1か月以上も続き、 声はおっさんみたいになり、 ただでさえ酷いイタリア語が泣きたいような状態になり、 熱が出るわけではないがゆえに どうすることもなく、…

顔から情報を読み取る日本人。

9月24日くもり。 寒い。 今朝、ラジオでクリスマスの話をしていた。 もうここから一気に冬に突入しちゃうのだろうか。 今日は、私たち日本人て顔をよく見ているんだな。ということについて書いてみようと思います。 外国人の友人が多いイタリア人の友達に、 …

車の事故処理のその後

スマホから書いているので、 意図していないところが大文字になりますが 全てフラットで読んで頂けたら幸いです。 ところで、6月に起きた私の事故。 修理屋さんも夏休みなっちゃうし、 私も車を使う旅行も予定しているし、 焦るに焦る。 そんな私の焦りをよ…

たかがゴミ箱、されどゴミ箱。

日本のGWを前に、 イタリアの連休が終わろうとしている。 今年はイースターが遅く、21日・22日。 そして4月25日と5月1日と 元来からの祝日があるので連休にする人が多い。 4月25日はイタリアの終戦記念日で祝日。 ファシズムから解放された日として 「おめで…

ボヘミアンラプソディをイタリア語で観る。

2月22日(金) 早くも春がやってきてしまった気候のミラノ。 あんなに待ち遠しかったこの暖かさなのに あまりにも早いと、色々心配になってしまう。 万引き家族からの流れでタイトルを書いてしまったけれど、 日本でも高評価というボヘミアンラプソディを見…

イタリアのインフルエンザ

2月9日(土) イタリアでも流行しているインフルエンザ。 今年は特に大人が感染した話を聞く。 そしてご多分にもれず、とても辛いそうだ。 イタリアでは熱なしの鼻水や咳を風邪と呼び、 高熱と関節痛を伴うものをインフルエンザと言うようだ。 そう、つまり…

イタリアの男性育児休暇

1月29日(火) 今日は昨日の続き、イタリアの男性の育児休暇について。 2019年の予算法 (こういうのが予算で決定されるのが面白いと思うのだけど) 男性の育児休暇5日間の取得が義務になった。 (もともと4日あったよう) 5か月以内に取得するにあたり、 5…

年齢が大事な国。

12月17日(月) 晴れ?曇り?寒過ぎて分からない。 まさかの連日投稿。 携帯から記事を書くと一部、 字が大きくなっていたりする。 全く意図していないけど、便利なので 修正を後回しにしています。 さて、日本において 年齢を大事にするのは文化であり、 習慣…

家を受け継ぐということ。

12月16日(日) 曇。 最高気温は3度。 寒過ぎる。 あっという間にクリスマスムード真っ盛り。 DUOMOのツリーは毎年異なる スポンサー企業によって飾られ、 広場は観光客だけでなく地元住民でも ごった返し。 件名のことについて書こう。 以前、夏休みの過ごし…

イタリアの銀行

11月25日(日) くもり。 いよいよ冬の寒さが訪れ、雨ばかりのミラノ。 久しぶり過ぎる更新です。 先日、今さらながらに銀行口座を 開設することになり、 初めてまともにイタリアの銀行に入った。 ペルメッソやパスポートなど 一通りの書類があれば 誰でも開設…

イタリアの接客(だからイタリアって…)

10月22日 晴れ。 暫く陽射しの下では半袖でも過ごせるほど 温かい日が続いたミラノだけれど、 いよいよ冬になるようだ。 昨夜、突然強風が吹いたけれど あれは気候の変化のお達しだったのだろう。 と、思うほど今日の空気は冬らしくなった。 今日のタイトル…

一汁三菜の呪縛。

10月3日(水)晴れ。 寒くなってくると、和食を作る機会が増える。 それは単に温かい料理のレパートリーが 和食のほうが多いのかもしれないけれど、 冬は故郷が恋しくなる季節で、 それが私に和食を作らせるのだと勝手に思っている。 しかし、和食を作る上…

捨てられない。ついでにゴミの話。

10月1日(月)曇りどきどき雨。 あっという間に10月になってしまった。 ミラノの秋は短く、 そして、その先の冬は霧深く空が重い。 ちょっと気持ちもどんよりしてくる。 タイトルの捨てられないもの。 日本に帰国したときに買った 本当にしょうもないものが …

サービス業の夏休み。

8月21日(火)晴れ。 イタリアの夏休み真っただ中。 人も車も閑散としている。 この国では長期休暇は基本的に どんな職業の人にもやってくる。 会社員はもちろん、レストラン、掃除の人、みんな。 会社員はなんとなく想像しやすいけれど、 自営業の人たちも…

イタリア人の子どもへの接し方。

8月20日(月)晴れ。 昨日、FBで日本の友人が満員電車の中で、 疲れ果てて寝そうになりながら立っていた子どもに 席を譲ってくれて感動したという話を書いていた。 この手の日本の話を聞くと、 イタリアの薄汚れた地下鉄の光景が キラキラと輝いて見える。 …

たぶん日本にはまだない、ミラノの遊具

8月8日(水)晴れ。 ミラノの中心地にある公園が 少し前にリニューアルした。 ミラノ市長も完成時には 駆けつけたニュースを見たので ミラノ市の肝いり事業の1つだったのだろう。 なぜか? 車椅子の子どもが遊べる遊具があるのだ。 「Giardini Pubblici Indr…