イタにち日記。

イタリアでの生活、外から考える日本のこと、感じたことをつれづれ書いています。   何よりも数年後の自分自身がこの感覚を忘れないように。

イタリアの接客(だからイタリアって…)

10月22日 晴れ。

 

暫く陽射しの下では半袖でも過ごせるほど

温かい日が続いたミラノだけれど、

いよいよ冬になるようだ。

昨夜、突然強風が吹いたけれど

あれは気候の変化のお達しだったのだろう。

 

と、思うほど今日の空気は冬らしくなった。

 

今日のタイトル、

今更書くようなことではないのだけど。

 

イタリアに限らず

欧米諸国の接客と日本の接客とでは

比べるまでもなく、遥かに日本の接客は丁寧。

かつ、客都合に合わせがち。

 

一方、こちらは対等な関係なので

日本人からすると、ちょっと恐かったり

キツイなぁと感じることもしばしば。

 

例えば、スーパーで割引券をレジの最初に出さず、

支払い時に出したら何故か怒られたりする。

支払い時に処理するくせにだ。

 

でも、同じ場所に何度と通い続け、

馴染みになるとご近所さんのように

挨拶を交わし、とても好意的になる。

 

つまり、一元には厳しいのか?

 

ニワトリと卵でどっちが理由化は分からないけれど、

この国では総じて、馴染みのお店を持っている。

 

私もこの数週間、とあるバールというかカフェに

毎朝寄ってカプチーノを買っていた。

1週間が経った朝、

私がレジで精算している間に

カプチーノが準備されていた。

 

しかも超イケメンのバリスタだ。

 

「君の姿が見えたから用意しておいたよ。」

と。

 

だから、

だから、、、

イタリアって虜になってしまうのだろう。

 

胃はすでにガブガブだったり、

コーヒーを飲みたい気分でもないのに

つい、寄ってしまう私、アラフォー。

 

だからイタリアって…ヤダというネガティブを

想定されていた方、

ただの自己満足話でごめんなさい。

 

つまり、この街は時間をかけると

さらに魅力が増すと言いたかったのです。