イタにち日記。

イタリアでの生活、外から考える日本のこと、感じたことをつれづれ書いています。   何よりも数年後の自分自身がこの感覚を忘れないように。

イタリア男はいつからイクメンになったのか?を考察する。②

10月15日(月)秋晴れ

 

前回の更新から空いてしまった。。

昨日はミラノの中心地でマラソンがあり、

道路の封鎖にとどまらず、

ドウォーモ駅を封鎖したり、

トラムのルートを変えてのイベント。

こういう時、ミラノの公共交通機関の柔軟さに感心する。

一方で、午前中は地下鉄のドウォーモ駅には

電車が止まらないはずなのに何の放送もなく

知らない人は、何度行き来しても

目的駅を通過する事態に驚くに違いない。

 

さて、前回の伊男のイクメンへの変遷を

探る話の続きです。

 

前回登場の伊パパも然り、

父親の学校の保護者会への

参加率が高い。

 

この伊夫婦のお父さんたちも

(つまり祖父母世代)

保護者会へ参加していたの?と聞くと

皆無だと答える。

 

そして、伊男が育児参加するようになったのは、

伊女たちが働き続けるようになったからだと言う。

親にして欲しかったけど、してもらえなかったことを

子どもにやってあげたいとも言っていた。

 

なるほど。

しかし、

毎回来る父親は少数だけれど、

学校生活の中で一度は行くのがスタンダードだと見ている。

しかも夫婦揃っての参加もいる。

だから、決して仕事で行けないから

代わりに行ってという状況だけでなく、

私には、父親の育児への参加姿勢が全然違うように見える。

 

クリスマス会などのイベントではなく、

平日の夕方開催の保護者会であることが

ポイントである。

クラス委員を決めたり、日頃のことについて

話し合う場だ。

 

日男である我が夫は、

イタリア人と日本人の

上司の理解が違うのだろうと言う。

 

それは一理あると思う。

でも、本当にそれだけか??

 

引き続き機会を見つけて書いてみたい。