イタにち日記。

イタリアでの生活、外から考える日本のこと、感じたことをつれづれ書いています。   何よりも数年後の自分自身がこの感覚を忘れないように。

ついに来たPhase2。

今日5月4日から、約2か月ぶりに

イタリアがPhase2と呼ばれるステージに入った。

 

昨夜、友人から送られてきたメッセージ

「4 Maggio is the New Capodanno」

(Capodanno=新年)

という内容からも分かる通り、

今の生活から外へ踏み出る、その第一歩が今日。

浮足立ちまくりである。

それがたとえ、マスクを着けなければいけないとしても、

200m圏外に散歩に行けるだなんて!!!

 

楽しみにこの日を待ち焦がれ、

あぁ、きっと5月の新緑がいつもに増して

眩しく感じるに違いない。

 

と、思っていたけれど

これを書いている17時現在、

外に出れていない。

 

子どものオンライン授業の準備その他もろもろ

日常に忙殺されている。

 

誰にも言えていない、私の今のストレスを

ここに書いてもいいでしょうか。

 

子どものオンライン授業の親への負担は想像以上。

これは年齢や性別、性格もあるので

一概には言えないことはもちろんだ。

 

この生活が始まってからというもの、

私の中で一番避けたかったのは、

子どもたちの、この大切な年齢で

「学ぶ」ことが停止してしまうこと。

 

 

私のようなアラフォーの1か月と

子どもの1か月は人生における重みが違う。

 

学校によって、

いや、

イタリアだから担任によって

温度差はあるにせよ

それぞれ手探りながら

まさにPiano Piano進めてきてオンライン授業。

毎日のリズムも出来てきたし、

何よりも「宿題」という復習型ではなく

学習が少しずつ進んでいる。

本当に喜ばしいし、

先生たちの努力にも感謝は尽きない。

 

一方で、同時に進んでいるのが私のストレスだ。。。

まさにストレスもPhase2。

 

毎週送られてくる課題を自分も理解し、

印刷し(しかも極力、印刷量は減らしたい)、

期日内に終わるように計画を立てる。

そして毎日、朝から夕方まで

放っておけば遊び惚ける子どもを注意し、

追加で課題がパラパラ来る。。。

 

しかも有難いことに、

今までは月曜日のその週の連絡だったのが

今は土曜日とか日曜日に

先生が翌週(翌日から始まる)の課題を送ってくれて、

でも中には、翌日月曜日授業で使う課題が入ってたりして、

週末も休まらない。。。

ゴールデンウイークがほしい。。。

 

と、完全な愚痴でした、ごめんなさい。

 

でも、家の中からでも

今日から街が少し動き始めたことは十二分に感じられるほど

車の音が激しくなり、

クラクションも聞こえるようになりました。

人が怒って叫ぶ声も(苦笑)

 

そして、

なによりもこの数日、

救急車のサイレンが減っていました。

 

あと2週間が正念場だそう。