イタにち日記。

イタリアでの生活、外から考える日本のこと、感じたことをつれづれ書いています。   何よりも数年後の自分自身がこの感覚を忘れないように。

イタリア男はいつからイクメンになったのか?を考察する。①

10月8日(月)晴れ。

 

遅い日の出、早い日の入り、

サマータイムの終わりが待ち遠しい。

 

五輪に向けた日本のサマータイム導入は

見送られてよかった。。。

さすがに森元首相の声でも無理だったんですね。

 

さて、以前

「ローストビーフ男とミネストラ男」という記事を書いた。

その続きというか、

日本の家族とイタリアの家族の違いにとても興味があり

私から見たイタリア人家族を

少しずつ書いてみたいと思う。

 

先日、とあるイタリア人家族と

ご飯を食べていた機会に

日夫(日本人の夫)が伊夫(イタリア人の旦那)に

「料理する?」と聞いた。

伊夫は「全くしない」と答えた。

 

しかし、この家の伊母は子どもたちを伊夫に託し

数日間の旅行に行ったり、

一週間出張に行ったりしている。

 

なので突っ込んで聞いてみると、

 

「そりゃ、簡単なトマトソースのパスタや

お肉を焼く程度はできるよ。」

 

なるほど、この国では、

もちろん彼の価値観でかもしれないけど

これらは「料理をやる」うちに入らないのだ。

 

実際、伊夫はこの晩も

パスタが入った鍋をチェックしたりしていた。

頼まれたわけではなくだ。(ここがポイント)

 

私の感覚では日本の男性は

少なくとも私の夫は

これを「僕は料理する」と言うだろうし、

奥さんなしで数日子どもの面倒を見ることを

アピールする。

 

私が理解したところでは、

ここでは日常的に料理という家事を担っている場合は

「料理をする」と言うに値し、

一時的に料理をすることは

「料理をする」のではないと。

 

この違いはなんだ?

いつからこうなったのだろうか?

 

続きはまた。