イタにち日記。

イタリアでの生活、外から考える日本のこと、感じたことをつれづれ書いています。   何よりも数年後の自分自身がこの感覚を忘れないように。

Capodanno と新年の違い

2019年1月2日(水)

 

明けましておめでとうございます。

どうぞ、皆さま健康で佳い一年を過ごされますように。

 

はてなブログから、

「書き残そう、あなたの人生の物語」と

新年のメッセージが来て、

よし、そうだなとブログを開きました。

 

でも、たいそうな人生の物語も思いつかず、

今日は、どこの国でもお祝いする新年の

捉え方について書いておこうと思います。

 

日本人にとって、やはり元旦は特別な日。

文化と歴史に根付いて、御節にはじまり

家族代々の味や新年の迎え方がありますよね。

 

その位置付けはイタリアではまさに

クリスマスで、家族と集う。

その家族の代々の料理、

プレゼント交換の仕方、ゲームなどなど。

 

新年はむしろお友達とワイワイ、

パーリーピーポー化するのが

イタリアのCapodanno と、私は見ています。

だからか、年末には普段あまり見かけない

若者の泥酔ニュースを見かけました。

 

このcapodanno 、訳せばお正月ですが、始発と終着駅をcapolinea と

表すように、一年の終わりと始まりを意味します。

そう、一年の終わりも含むのです。

 

31日からおめでとうの

SMSの波。

日本人の私には、まだ一年終わってないよ、

相変わらず気が早いなぁーーーと思っていたのは

間違いで、訳だけでは伝わらない

日にちの捉え方の違い。

 

なるほど。

 

今週末やこの土日の指す範囲も

私の中でまだ曖昧なまま。

 

言葉って奥深い。

 

言うなれば、

23日あたりからクリスマス前のおめでとう、

25日にもおめでとう、 そして31日、1日とびっくりするほど おめでとうな1週間。

 

2019年、イタリア語の語学力アップと

理解の掘り下げを目標にしようかな。