イタにち日記。

イタリアでの生活、外から考える日本のこと、感じたことをつれづれ書いています。   何よりも数年後の自分自身がこの感覚を忘れないように。

年齢が大事な国。

12月17日(月) 晴れ?曇り?寒過ぎて分からない。

 

まさかの連日投稿。

携帯から記事を書くと一部、

字が大きくなっていたりする。

全く意図していないけど、便利なので

修正を後回しにしています。

 

さて、日本において

年齢を大事にするのは文化であり、

習慣であり、日本人的な感覚の中でも

とても大事なことだと思っている。

 

歳上を敬う姿勢、敬語は美しいなと思う。(ようになった)

 

一方で、何事も年齢が基準になっているんだなと

気づかされることもしばしば。

 

例えば、15年ほど前にはまだ女性を

クリスマスケーキに例えた表現があり、

つまり、26歳は売残りだと。

当時でさえなんて男尊女卑な価値観だと

思ったけれど、

今や死んだ価値観になって良かった。

 

ほか、

例えば、35歳以上で妊娠すると日本では

高齢出産というくくりに(今も?)なる。

イタリアも昔はあったらしいが、

今、それを言ったら90%が該当するんじゃないかと思うほど

イタリアの母たち、日本より遥かにご高齢だ。

 

なぜ、こんなことを書こうかと思ったのかと言うと、

女性の年齢は全然関係なくて(苦笑)

日本の薬を子どもに飲ませようと思って

説明を見たら、基準が年齢だったからだ。

 

イタリアは体重別だ。

私の頭ではどう考えても体重の方が

正しいどう思うのだが。

 

で、あーそうか、日本て確かに年齢が

基準なこと多いなぁと考えてここに書こうと思った次第。

 

 

イタリアは遊園地も身長別。

身長で乗物制限しているのだから当たり前だよなぁと思った。

例外、パリのディズニーも年齢だったな。

 

一方、イタリアも電車や美術館や飛行機は年齢だ。

子ども料金のメリットを体格で制限されたら

不公平だよなぁ。

 

おじさんやおばさんという

年齢に伴う呼び方があるのも

日本語あるいはアジアならではなのか、

言われていい気持ちしないことの方が

多いと思うのだけど。

多くは失礼のないようにしたい意図だけれど、

相手の年齢をつい詮索してしまうのも

なんだか嫌だ。

 

オチはない。

ただ、やはり薬は体格にすべきだと思う。