イタにち日記。

イタリアでの生活、外から考える日本のこと、感じたことをつれづれ書いています。   何よりも数年後の自分自身がこの感覚を忘れないように。

1年半。

3月27日(水) 晴れ。

 

今、日付を書いて驚いた。

もう4月ではないですか。

 

さて、タイトルの1年半。

子どもの習い事のお母さんたちに

私の名前を呼んでもらうようになるまでかかった時間。

 

と、日本の数年前にあったドラマのような話だけど、

ここは名前で呼ぶ国なので、日本より深刻かな(苦笑)

しかも週2回以上会う人たちだ。

 

それまでは殆ど「〇〇のママ」だった。

1つは日本人の名前は覚えにくい名前であることは事実。

この国には限られたパターンの名前しかないので、

情報処理が追い付かないのだと思う。

 

2つめは、外国人はやっぱり外国人同士で、というべきか

他にもイタリア人でないお母さんはいるけれど、

わざわざイタリア人の輪に入ろうとはしない。

 

でも、輪に入らないと色々やりにくくなり、

頑張るようなことではないかもしれないけど、

この2か月私は意識して輪に入った。

 

ようやく。

ようやく名前で呼んでもらえるようになって

グループチャットにも入れてもらえた。

一人心の中でガッツポーズだ。

 

という話を夫にしたら気の毒そうな顔をされた(苦笑)

しょうがない。

それが自分で決めた、今の私がやるべきことだから。