イタにち日記。

イタリアでの生活、外から考える日本のこと、感じたことをつれづれ書いています。   何よりも数年後の自分自身がこの感覚を忘れないように。

イタリアの新学期

 9月も中旬。

ついに始まった新年度。

 

新年度に揃えるものが少ない我が家でさえ、

学校に置いておく洋服や上履きの新調、

習い事の調整など慌ただしくなる。

 

しかし!

始まってからも数日は半日で帰宅し、

少しずつ通常ペースにするというのはどこの学校でも同じ様子。

 

正直、3時間くらいで帰ってくるなら

休みの方が、朝ものんびりできて有難いんですけど。。。

日本っぽくいうとどこまでも「子どもと先生ファースト」なんだな。

 

入学式、始業式、終業式と日本の始まりと終わりを大切にする文化で育つと、

何事もゆるっと始まり、ゆっると終わるイタリアの習慣に

締まりのなさを感じる。

 

でも、新学期初日。

1年生でもないのに、

なんと両親そろって送っている家庭の多いことか!

 

家族の在り方は本当に国によって違う。

そして、これがイタリアスタイルの新年度の迎え方なんだなと

感じた次第。

 

しかも、両親揃っての投稿は離婚している家でもだから

私の眼にはとても新鮮に映るのだ。

 

私の最近のとても気になっていることのひとつ、

イタリアで一般的な共同親権と日本の単独親権。

 

正直、我が家庭よりもはるかに仲が良さそうに見える(苦笑)