イタにち日記。

イタリアでの生活、外から考える日本のこと、感じたことをつれづれ書いています。   何よりも数年後の自分自身がこの感覚を忘れないように。

顔から情報を読み取る日本人。

9月24日くもり。

 

寒い。

今朝、ラジオでクリスマスの話をしていた。

もうここから一気に冬に突入しちゃうのだろうか。

 

今日は、私たち日本人て顔をよく見ているんだな。ということについて書いてみようと思います。

 

外国人の友人が多いイタリア人の友達に、

日本人て顔の表現が多いよねと言われた。

優しそうな顔の人、

恐そうな顔の人、

神経質そうな顔の人、

チャラい感じの顔の人、

などなど。

 

確かに、人に誰かを説明する時

恐らく必ずと言っていいほど顔はセットかもしれない。

しかもその人の性格までも顔から読み取ろうとしている。

 

 

 

髪の毛の色も質感も肌の色でさえも殆ど同じ人間社会で生きていて、

ましてや、中学生からは「制服」という個性があっても

スカート丈の長短でしかないようなものを身に着け、

私たち日本人にとって、相手の特徴を読み取る場所は

顔しかないのかもしれないなぁ。。。と改めて思った。

が故に、顔から読み取る力が高まった私たち日本人。

  

だからか、自分のことを棚に上げ、

性格の悪さが露呈するようだけれど、

初対面の人、誰かの親、とにかく男女問わず

外見の良し悪し…というより良い人を

を自分の中で区別してインプットしてしまうのは、

私だけなのだろうか。

 

小さな頃から、顔が可愛い、顔がかっこいい(ハンサム)という言葉を

幾度となく使い、幾度となく聞いてきた。

それは、日本人の他の子どもに対しても

多分私だけでなく、

「あの子可愛いよね」

「将来超かっこよくなりそう!」などと会話している。

 

でも、イタリア人の口からあまりそういう表現を

聞いたことがない。

ある意味、みんなかっこよくて可愛いのかもしれないが、

外見の髪の毛や目の特徴を表現することはあっても、

そう言えば、あの子の顔が可愛い、好み、などとは言わないなぁ…と。

 

もちろん十代になればあると思うのだけど、

日本人だったら絶対コメントしているであろう

超可愛い顔を持つ子どもの親に対してとかね。

 

 

40代でジャニーズにキャーキャー言ってるとか

前回、書いておきながら

過保護のカホコの竹内涼真があまりにもかっこ良くて、

ホクホクしながら見ている私。

 

あぁ、これが日本の文化なのだな。

と、しみじみ思った次第であります。

 

では。