イタにち日記。

イタリアでの生活、外から考える日本のこと、感じたことをつれづれ書いています。   何よりも数年後の自分自身がこの感覚を忘れないように。

ヨーロッパで住むならここだ!

じゃんじゃん書こう。

 

ミラノという地理的利点と

時間的余裕とでそこそこ旅行してきたけれど、

私の中で、ヨーロッパでどこかに住むなら

ここだ!と思うほど

妙に良かった都市があった。

 

マドリッドだ。

 

理想は色々あれど、

現実的に住むには

ある程度の都会感が必要だと思う。

 

それがコンパクトに収まっていて

かつ、ロンドンやパリほどの

大きな都市ではない

程よさがマドリードだと思った。

 

大学生の時に行った時には

バルセロナが断然良くて、

マドリードは友達と過ごした以外あまり印象に残らず。

が故に、この4年の旅行でも行っていなかった。

 

改めて行くと

美術館、博物館がじつに多くて

しかもほぼ徒歩で動けて、

王宮もあるあたり

ミニロンドンという感じ。

動物園、大きな公園、サーカスなど

充実しているのはやはり首都だからなのか。

 

美味しくてもさすがにスペイン料理は

毎日食べるにはきついけど、

各国のレストランが沢山あって、

中国人がちゃんと中国料理をやっている。

 

これがミラノにはない。

こういう寛容のなさが

イタリアに外国人が住むには

疲れさせられる。

 

マドリッドも実際に住んでる人からすれば

苦労はあるのだと想像するけれど、

イタリア人に疲れた時だったこともあって

えらく感動してしまった。

 

きっと、期待しないということが

大事なのかもしれない。

そして、住むことを想像するのとで

旅行とは印象が違うのだろう。

 

それでも、

もし駐在がミラノでなく

マドリードだったら、

夫の考えも少し変わってたかもしれないと思ったほど。

 

あーーー

次はマドリードがいいなー。