イタにち日記。

イタリアでの生活、外から考える日本のこと、感じたことをつれづれ書いています。   何よりも数年後の自分自身がこの感覚を忘れないように。

Poliziaよ…お前もか。。

1月10日寒い!!

 

ミラノに住んで以来

ニット帽がほしいー!!と、思う寒さを体感している。

 

湿度98%とかの湿気た寒さなので、

日本では感じることのできない、

芯から冷える寒さだ。

 

この寒さ。

しかも朝は霧がかっているので

必然的に車に乗る率が増えてしまっているのだけれど、

イタリア人のイメージ通りといえば

その通り、

そしてここにも何度も書いてきたけれど

本当に運転マナーが悪い!!!!!

 

今日はT字路の縦の部分から、

右折しようと、もちろん右側車線で

法定速度で走って減速していったら

T字の左からパトカーが縦部分に右折してきた。

 

勢い余るスピードで、

なんとこっちの車線に蛇行してきて

ぶつかりそうに。。。

 

 

パトカーですよ、パトカー!!

もちろん緊急車両ではありません!!!

あの日本の、後続車両がイライラするほどの

きっちりした警察官の爪の垢飲ませてやりたい!!

 

ミラノではこの手の、

日本では考えにくい公共車両の事故が多い。

私が来た当初見たのは

救急車とパトカーのかなり激しい衝突事故。

 

年末にはミラノで公共バスの運転手がスマホをいじっていて

赤信号を無視し、交差点を通過しようとした

ゴミ収集車とぶつかり

バスの乗客が亡くなる事故があった。

 

このバスの運転手は、

ハンドルを持っていなかったようで、

私のイタリア語理解が正しければ、

スマホで何かにサイン中だったらしく、

凄い勢いで脱線し、

亡くなられた方は数メートル先のバス停で

降りようとして立っていたところ放り出されてしまった。

 

そして私も年末、外国を旅行中乗っていたタクシーが

交差点で信号無視し、

交差車両に突っ込まれた。

 

幸い運転手よりもほんの少し前の左側に

突っ込まれたので、それぞれが衝撃で飛んで

頭打ったり、ムチウチしたり。

大事ではないものの、

後になって症状が出ると聞くし

念の為、救急車に乗って病院へ行った。

なんと言っても私たち完全な被害者だし。

 

あと1メートル接触した部分が後ろだったら、

子どもが左側に座っていたので

状況は大きく違ったと想像すると

心底ゾッとする。

 

バスの事故にしろ、このタクシーにしろ

彼らは人を乗せることを仕事としている。

 

もちろん、交通事故は

自分がどんなに気をつけていても

事故に遭う時はやっぱり遭ってしまう。

 

でも私たち乗客には運転手を選ぶことが出来ず、

知らない人に命を預けているにもかかわらず、

スマホをいじってるとか、

信号を無視するとか、

なんと

この命を預かってる人たちのモラルが低いことか。

 

今日もまた赤信号になってるのに

右折していくバスを見ながら、

これこそまさに運命なのだろうなと思った。

 

警察もこんなレベルのこの国で

どうするのがよいのか、

より良い手段は思いつかず。

 

運命に委ねるのみか。