イタにち日記。

イタリアでの生活、外から考える日本のこと、感じたことをつれづれ書いています。   何よりも数年後の自分自身がこの感覚を忘れないように。

外出ができない生活の実態

皮肉にもミラノにも春は訪れ

お天気の良い日が続いているのに

外出ができないだなんて

さぞ退屈だろうと想像されているだろう。

私もさぞ退屈だろうと思っていた。

 

でも、私たちの子どもの頃とは

生活環境が全く違うということを改めて感じる日々。

 

まぁ、これは元々の性分もあるし

子どもにとっては公園に行けない、

友人に会えないのは本当に酷なことだと思う。

 

でも、意外に忙しい。

「毎日、穏やかながらに、あっという間に一日が終わる」

という表現が合うかな?

子どもは毎日、宿題やらオンラインレッスンやらをこなし

私はそれを監督しつつ、

自分のやらなければいけないことをやり、

身体を動かすことに付き合い、

三食の食事を作る。

 

 

そうもしていると、

例えば平日の午後にダラっと映画を見る時間はない。

休日がちゃんと待ち遠しいのだ。

 

通常の生活をしていた時は、

子どもが電車や飛行機などで

iPadばかりいじるのが気になって

あえて触れさせずに、

「何もできない時間を過ごすこと」を

させることもあったけれど、

ネット環境があって、Amazonが届く限り

何もしない時間を作るってかなり難しいのだと思う日々。

 

 

と、外出できない以外

本当に普通の生活をしているのです。