イタにち日記。

イタリアでの生活、外から考える日本のこと、感じたことをつれづれ書いています。   何よりも数年後の自分自身がこの感覚を忘れないように。

イタリア小話

イタリア男はいつからイクメンになったのか?を考察する。②

10月15日(月)秋晴れ 前回の更新から空いてしまった。。 昨日はミラノの中心地でマラソンがあり、 道路の封鎖にとどまらず、 ドウォーモ駅を封鎖したり、 トラムのルートを変えてのイベント。 こういう時、ミラノの公共交通機関の柔軟さに感心する。 一方で、…

捨てられない。ついでにゴミの話。

10月1日(月)曇りどきどき雨。 あっという間に10月になってしまった。 ミラノの秋は短く、 そして、その先の冬は霧深く空が重い。 ちょっと気持ちもどんよりしてくる。 タイトルの捨てられないもの。 日本に帰国したときに買った 本当にしょうもないものが …

信号のない交差点。

9月28日(金)晴れ。 イタリアの信号はなぜかよく壊れている。 逆に日本の信号って なんであんなにちゃんとしているんだろう? と、思うくらい。 写真を撮りだめて載せたいほど。 何が原因かは分からないけど、 信号が消えてしまった交差点に慣れていると…

イタリアの医療VS日本の医療

9月25日くもりのち晴れ。 いきなり寒い! いよいよ夏は完全に終わるようで、 寂しすぎる。 でもリズム感のある日常にやる気もわいてくる。 こちらは9月が新年度なので、 日本でいう4月みたいな感じだからだろうか。 先日、友人と医療制度について話がで…

イタリアでの外食は高いか?

8月23日(木)晴れ。 東京でのお店を探しながら、 昨日書いたブログのことを考えていた。 日本の飲食店は薄利多売だから 売上が増えることを第一にしがちだし、 定休日も少なくなるのではなかろうか。 もちろん、 日本のお客様第一主義的な文化や 店舗を拡大…

サービス業の夏休み。

8月21日(火)晴れ。 イタリアの夏休み真っただ中。 人も車も閑散としている。 この国では長期休暇は基本的に どんな職業の人にもやってくる。 会社員はもちろん、レストラン、掃除の人、みんな。 会社員はなんとなく想像しやすいけれど、 自営業の人たちも…

イタリア人の子どもへの接し方。

8月20日(月)晴れ。 昨日、FBで日本の友人が満員電車の中で、 疲れ果てて寝そうになりながら立っていた子どもに 席を譲ってくれて感動したという話を書いていた。 この手の日本の話を聞くと、 イタリアの薄汚れた地下鉄の光景が キラキラと輝いて見える。 …

たぶん日本にはまだない、ミラノの遊具

8月8日(水)晴れ。 ミラノの中心地にある公園が 少し前にリニューアルした。 ミラノ市長も完成時には 駆けつけたニュースを見たので ミラノ市の肝いり事業の1つだったのだろう。 なぜか? 車椅子の子どもが遊べる遊具があるのだ。 「Giardini Pubblici Indr…

休憩時間と遅延、どっちが大事?

7月29日(日)晴れ。 夏休みに入り、私のペースも緩んできた。 日本ほどではないにせよ、ミラノもとても暑い。 今日はバスでの旅行から帰ってきて なるほどなぁと思ったことについて。 初めてバスを乗り継ぐ旅行での復路で。 ミラノ→A地点→B地点と いずれも…

イタリア移民社会の変化

前回に続くこの国に暮らす移民について。 改めて、私のちっさな目から見える景色と 一個人の意見であります。 ロンドンに遊びに行って、 すごい気を楽に街を散策している自分に気が付いた。 もちろん生活すれば人種問題などあるとは思うけれど、 そこは、誰…

イタリアは移民社会か?

7月14日(火)おおむね晴れ。 イタリアに限らず日本の外で、 外国人として生活して必ずぶつかるであろう葛藤。 この疑問に対する私の答えは、 イタリアは移民社会だけど 国際社会ではない。 イタリアも南北で文化や経済環境が全然違うので ミラノに限った話…

イタリアで交通違反をしたら。

7月13日(金)晴れ。 イタリアの緊張感あふれる道路事情につづき、 車の罰金について今日は書こうと思う。 日本でも駐車違反や 一時停止をしなかったのを 運悪く見つけられてしまった場合、 罰金と免許点数が減点されるが、 払った経験はそう多くないと思う…

イタリアンキッズの夏休みの過ごし方 ②山海編

7月6日くもり 前回に続き、長いイタリアの夏休み。 「どこに行くの?」と聞くと、 「まず山にいって、その後は海(国内の)へ行き、 その後ギリシャに行って、また山に。」 長い夏休み、遊牧民みたいに 2週間くらいずつ転々と 移動して過ごしている家族が結…

イタリアンキッズの夏休みの過ごし方 ①都市編

7月5日晴れ。 イタリアは長い長い夏休みが始まった。 小学校なら約3か月。 ヨーロッパの中でも長い方。 日本のような学童や学校のプールというものは この国には存在しないので、 都市に残る組みは当面の間サマースクールへ、 バカンス出発組は山や海へとで…